事件

橘高ゆかり銀行員が4億8千万円不正引き出し FXで大負けして大金が流出されたのかも

千葉県松戸市にある三井住友銀行新松戸出張所の元行員だった、松戸市幸谷の橘高ゆかり容疑者を窃盗と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと発表しました。不正出金されたお金はFX(外国為替証拠金取引)に使ったと供述しています。その金額合計4億8千万円・・・なぜここまで被害金額が膨らむまでわからなかったのでしょうか。宮沢りえさんが主演した「紙の月」のようだなと思い、調べてみました。

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銀行員に4億8千万円引き出すことができるのか

銀行というとイメージとして、「家を買いたいのになかなか融資が下りない」「銀行の営業時間が閉まってから収支が合うまで、たとえ1円違っていても帰れない」「3年毎ぐらいに転勤がある」などもっとたくさん出てきそうですが、これらはすべて不正や銀行の経営を守るためなのだと思っています。

「家を買いたいのになかなか融資が下りない」というのは、そこそこの会社に勤めているサラリーマンの人はこういうことはありませんが、自営業者などは収入が不安定の為住宅ローンが通りにくいと言われています。これは簡単に説明すると、むやみやたらにお金を貸して帰ってこなかったら困るということですよね。

「銀行の営業時間が閉まってから収支が合うまで、たとえ1円違っていても帰れない」「3年毎ぐらいに転勤がある」これらについては、行内で不正が起こらないように毎日収支を合わせているのでしょうし、銀行の担当者が数年に1度コロコロ変わるのも、お客様との癒着を避けるためだと聞いたことがあります。

今回の事件では

 捜査2課によると、橘高容疑者は同出張所の主任だった2011年3~4月、顧客の5口座から計約230万円を引き出し、盗んだ疑いがある。また、職員用の端末を不正に操作し、自らが管理する「外為オンライン預託口座」に約1600万円を入金させ、だまし取った疑いがある。県警は09~16年に、こうした手口による被害が計約4億8千万円あったとみている。
引用:朝日新聞デジタル

2009年から2016年までの実に7年もの間に及ぶ犯行です。

女性銀行員は転勤がなさそうですが、支店長はこの7年の間に数名変わっているのでは?と思われます。

癒着や不正をしないための転勤が仇になってしまっていると思われます。

また、不正が起こっても早くに気が付けばここまでの被害が出なかったことを考えると、大きく世間にも報道されていますから銀行側はチェック体制を急いで整えているだろうと思われます。

オンラインで何でも進む今、完璧に不正を防ぐことは難しいのでしょうか。

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映画紙の月では恋愛に、橘高ゆかり容疑者はFXに

映画「紙の月」では宮沢りえが演じる主人公が夫婦のすれ違いをきっかけに、銀行にパートタイマーで働きに出るところから始まります。いろいろな偶然から不正が始まり最終的には恋愛の為に銀行のお金をどんどん不正引き出しを起こす・・・それに伴い物語が進んでいきます。

今回の事件で橘高ゆかり容疑者はFX(外国為替証拠金取引)になどに使ったと供述しています。

映画「紙の月」での不正の始まりは

手持ちが無かったにもかかわらず、何も考えず迷いもせず、営業で預かった顧客の現金を使って支払ってしまう。後で元に戻せばいいだけだと思っていた。そして実際そうした。こんなことが二度とあってはいけないとクレジットカードを作ったが、このことをきっかけに梨花の感覚は狂い始める。

後で元に戻せばいい

きっと橘高ゆかり容疑者も同じ気持ちで不正引き出しを行ったのでは?と思います。

最初は不正に出金してもFXでレバレッジをかけて儲けが出ればすぐに返せると思ったと思うのです。最初の不正出金の時は本当にドキドキしたことでしょう。

しかし、不正引き出しの回数が多くなると人間慣れてくるのかもしれません。

そして、これだけ引き出しているということはFXで儲かるどころかどんどん損失を増やしていったからでしょうね。

銀行からの不正引き出しのお咎めが来ない・・・FXで損害が増えてくる・・・もしかして橘高ゆかり容疑者は不正が明るみになってホッとしていたかもしれません。

映画のような事件です。

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