安藤忠雄さんは建築界のノーベル賞と言われた
「プリツカ―賞」を1995年に受賞した
国内で20、海外で35のプロジェクトを進行中の
世界でも有名な、日本を代表する建築家です。
「世界中の人たちが一度は訪れてみたいと思っているのでは?」
そんな安藤忠雄さんの魂が震えた建築物とは
一体どんな建物なのでしょうか。
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安藤忠雄の魂振るえる建築物世界遺産に推進
世界で有名な建物と言えば
スペインのサグラダ・ファミリア
元はフランス王室の宮殿だった
パリ ルーブル美術館
高さ828メートル
ドバイのブルジュ・ハリファ
世界には数々の魅了される建築物がありますが
「ある面ではすごい」
「ある面では恐ろしい」
安藤忠雄さんの魂を揺さぶる建築物とは
東京渋谷区にある国立代々木競技場第1体育館です。
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安藤忠雄が20代の時に見た国立代々木体育館
昭和39年東京オリンピックのために作られた建物です。
どこから見ても素晴らしい曲線と
当時の建築では斬新な吊り工法が用いられたおかげで
競技場に柱がないためどの席からも応援できるという
当時世界で類を見ない画期的な建築工法でした。
安藤忠雄さんが本当に凄いと思うのは
感性に向け戦後の日本人が1つとなった
その魂だといいます。
東京オリンピックまであと2年しかない中で
・設計から建築までを行う
・きれいな曲線を描く屋根の工事を施工するには
当時の日本には技術がなく大型造船の技術が使われたこと
・途中で予算が尽き、現在の価値でおよそ36億円の追加を直談判し、当時44歳の若さで大蔵大臣だった田中角栄が独断で了承したこと
・工事担当者が夜を徹して行われ、週末大晦日も返上で建設に当たったこと
この建物を設計したのは一級建築士の丹下健三さん
広島平和記念公園や東京都庁舎など
日本のシンボルと言える建物を設計した人です。
実際に私も代々木競技場で競技をしたことがありますが
屋内競技場なのに天井が非常に高く
気品に満ちていて
日本のどの競技場にもない威圧感もありました。
今は老朽化に伴い耐震改修工事で閉鎖されているようです。
再開が楽しみですね!
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