藤井聡太棋士が、最年少棋士、最年少勝利、最年少通算50勝、最多連勝と次々に話題をかさらって、中学生で五段に昇進されましたが、私もそうですけど・・・「観る将」や将棋に興味がなかった人も来週決勝が行われる「朝日杯将棋オープン戦」に注目が集まっています。羽生善治竜王と藤井聡太五段の準決勝はどちらに軍配が上がるのでしょう。朝日杯で優勝すると賞金はいくらもえらえるのでしょうか。朝日杯について調べてみました。
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朝日杯の賞金はいくら
2018年2月17日に行われる「第11回朝日杯将棋オープン戦」の準決勝には、将棋ファンをはじめプロ棋士もでしょうし、観る将や普段将棋に興味がない人たちにも特に注目されていると思います。
準決勝で羽生善治竜王と藤井聡太五段が対戦するからです!
まずは「朝日杯」について調べてみました。
円主催は朝日新聞です。
全棋士・アマチュア10人、女流棋士3人によるトーナメント戦です。
持ち時間は40分。
優勝賞金は750万円です。
藤井聡太五段がもし優勝したら750万円の賞金が入るのですね。お父様の年収に匹敵するぐらいの大金ですが、藤井聡太五段をよく知る増田康宏五段は
最近の藤井五段の将棋について「全体的に強くなってきている。序盤から終盤までレベルアップしている」と高く評価している。2月17日に行われる羽生善治竜王との対局についても「藤井君が勝つと予想しています」とさらりと言ってのけた。
中略
「まだ中学生だし、それほど強くないと思っていたんですけどね。でも実際は大人の将棋でした。勢いだけじゃなくて、実際に強かった。とても本格的でした」と、若さに任せたものではなく、芯の通った強さだとすぐに気付いた。
引用:AbemaTIMES
どんどん進化している藤井聡太五段が、羽生善治竜王にどこまで迫るか本当に楽しみです。
準決勝・決勝は
2018年2月17日(土)東京・有楽町朝日ホールで行われます。
残念ながら、観戦チケットは完売しています。
ちなみにチケット代はおいくらだったかといいますと・・・
観戦SS席(指定席)9,800円(税込)
観戦S席(指定席)8,300円(税込)
観戦A席(指定席)6,600円(税込)
観戦B席(指定席)4,000円(税込)
対局解説会観覧席(自由席)3,000円
外国人アーティストのコンサートよりも高いですね・・・将棋ファンって熱いのです!
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羽生善治竜王はかこ5回優勝しているが
羽生善治竜王は2017年12月5日に初の永世七冠(永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖)を達成し、将棋界で初めて国民栄誉賞を受賞します。
国民栄誉賞の授与式は2月13日。
ということは、羽生善治竜王は国民栄誉賞を受賞したわずか4日後に藤井聡太五段との対決があります。
羽生善治竜王は、朝日杯で過去に2009年・2011年・2013年・2014年・2015年と5回優勝しています。とくに2013年から2015年までは3連勝しているのですね。さすがの強さです。
若き天才とベテランの天才の対決はどう決着が着くでしょうか。
準決勝が終わった後、同じ日に決勝が行われます。
久保利明王将と広瀬章人八段のどちらか勝者が決勝に進みます。
第11回朝日杯将棋オープン戦を制するのは誰が手にするのか楽しみですね。