毎日どこかで起こった事件や事故など出来事に対して何度も何度も繰り返し伝えるニュースやワイドショーなどをみるのが辛くなる時があります。
テレビ番組にコメンテーターとしてタレントのフィフィさんが吠えている姿を見かけると、「どうしてそんなに熱く語れるの?ところでフィフィってどういう人?何者?」って疑問に思う人って多いと思うんです。
私もそんな一人なんですが、気になったので調べてみました。
もくじ
フィフィって何者?
フィフィさんは東京のメイン局ばかりに出演しているので、てっきり東京で生活していた人なのだと思っていたら、2歳に家族で来日して大学までは名古屋で育っていたのですね!
公立の伊勝小・川名中学校に通っていた
フィフィさんは次のようにツイッターでつぶやいています。
私は訪日後、保育園→公立小学校→公立中学校→私立中学校→私立高校→大学→米国留学です。あと訪中8回、訪韓18回です‼ 中国語と韓国語は学びました。こんな感じのエジプト人です。RT @59Tranik: @FIFI_Egypt フィフィは公立小中高なんだっけ??
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年10月17日
小学校は名古屋市立伊勝小学校に通っていたようです。
ふと、子供の頃を思い出し、巣立った小学校をネットで検索するとコミュニティがあって、その学び舎や行事の様子が投稿されていて、懐かしくて、涙が出るほど感激した。伊勝小学校で過ごした日々は私の宝です。どうかみんなも健やかに成長しますように。 pic.twitter.com/SwwsCU278d
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2015年3月9日
この辺りは国立名古屋大学や私立南山大学など大学や高校が密集する文教地区で、大きなお屋敷街もある静かな住宅街にあります。
中学校はそのまま学区内の名古屋市立川名中学校に進学します。
中学2年生まではこの公立中学に通っていたようです。
同級生が実家にあったと写真を送ってきました。中1の頃、2年生まで在籍した公立中学の貴重な思い出です。13歳、いまの息子と同じ年齢と思うと感慨深いものがあります。悩んだこともあったかもしれませんが、何となく毎日が楽しかったです。この時があるから今がある。感謝しかありません、ありがとう。 pic.twitter.com/MHPfiJrxQr
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年7月19日
南山国際中学校に転校、南山国際高等学校を卒業
しかし、フィフィさんは中学3年生で編入しています。そして南山国際中学校・高等学校を卒業しました。
帰りは名古屋に寄ったんですが、道歩いていたら、女子中学生に呼び止められまして…よく見ると私が着ていた制服を着ているじゃないですが!そうです。南山国際出身の私、彼女達は後輩にあたるんですよね。それにしても私は森英恵さんがデザインしてくれて、今では珍しくも無いけど、このブリティッシュスタイルの制服がお気に入りだったんですよね。
引用:All about FIFI(公式ブログ)
中学3年生から私立の学校に行ったのですね。
なぜ急に途中で転校したのでしょうか。
姉を罵った時、母に怒られたと同時に聞かされた話。姉は小学校の時に上級生から殴られて鼻血で真っ赤になった上着を親に心配をかけさせたくなくて襖の奥に隠していたらしい。全校でたった1人の外国人。目立つという理由だけで殴られた。私も公立校で色々経験したけど、息子を日本で教育するのは悩む。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年7月10日
こんなことや
私が日本で通った学校ではイジメは無かったけど、小学校の頃の親友が中学にあがった途端、私が同小の軽い知的障害の子といたら「フィフィも嫌われるよ」と要らない忠告してきたので「あんたが嫌だわ」と返してやりました。彼女は周りに同調して自分の居場所を探す弱い子だったからね。くだらないね。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年7月9日
外国人だからという理由で理不尽な目に遭うことが多かったことのかもしれません。
両親は当初、国費研究生だったので、家族で来日した私達3姉妹はインタに入る余裕は無く公立の小学校に通った。その後は両親の努力のかいもあり日本の私学に通った。国際学校には行ってない。いま、私は息子を外国語学校に通わせてる。学費が払えないなら転校するしかない。無償しろなんて訴えない。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年3月13日
フィフィさんのご両親は日本で博士号を取得し生活の基盤ができたのでしょう。
子供たちを守るために帰国子女や外国人の子供たちが通う学校へ転校させたのだと思います。
このような経験がフィフィさんのなかで日本やその他のさまざまな問題を考えるようになったのでは?と思います。
中京大学を卒業後アメリカに留学
南山国際高校には系列の南山大学がありますが、中京大学に進学したようです。留学生枠ではなく一般の学部生で入学したということですが、小学校から日本で学んでいるのでそこは正当ルートかなと思います。
私の子供が外国人学校。私は小学校から中学の半ばまで日本の公立、それから高校まで日本の私立校。日本の大学を留学生ではなく学部生で入学、卒業後は米国留学。私が様々な教育制度を比較して日本の学校教育に疑問を持つのは自然じゃないの?誰かを批判する意見と捉えるのは受け取る側の思考の問題。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年3月17日
フィフィのタレント歴
実はフィフィさんはポッと出のタレントではなかったようです。
モデル事務所に所属
幼少の頃からモデルとしてお仕事をしていたのですね。
実は私芸歴が長いんです。幼い頃から名古屋のモデル事務所に所属していました。真ん中にいるのがフィフィ♪ pic.twitter.com/lqCqf1vm7q
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年1月3日
今でこそハーフモデルや外国人モデルは多いですが、フィフィさんが小さい頃は名古屋という地方都市では稀少なモデルさんだったのでしょう。
小学生から文字を綴っていた
フィフィさんが自分でつぶやいていますが、小学生の頃から文字を綴っていたのですね。
だから語彙力が半端ないんだと思いました。
日記→川柳→俳句→漫画→ポエム→論文→エッセイ→脚本→キャッチコピー→歌詞→連載→ブログ→Twitter←いまココ! 小学校からもの書いてますけど、ポエムとエッセイは半端無くストックがある。RT @noronoro04 @FIFI_Egypt ポエムですな。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年3月22日
日記はわかりますが、川柳や俳句も嗜んでいたのですね。
本を出版
ツイートだけでは説明できないイスラムにおける結婚・離婚のことは、フィフィ著『日本人に知ってほしいイスラムのこと』(祥伝社)に書いてますから、読んでみて下さい。イスラムに対する固定概念が打ち砕かれるかと思います。日本に伝わるイスラムが真のイスラムではないはずですから、是非ご理解を。 pic.twitter.com/ye8uXhYoOL
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年10月14日
イスラムのことを日本の人に知ってほしくて活動をしているのですね。
フィフィのモチベーション
で、結局フィフィが吠える理由はなんだ?ってことですよね。
次のことが考えられるのでは?と思います。
タレントとしてのキャラ付け
外国人タレントってたくさんいますよね。
大体はヘンテコな日本語を操ったりボケたりして印象付ける人がいる中、日本で育ったフィフィさんにはきちんとした日本語が武器となります。
そしてこれまで培ってきたタレント性やアメリカ留学や中国語・韓国語などの語学に加えて日本語の豊富な語彙力を使って「吠える」というキャラクターをつけることで出演オファーがかかるのではないのでしょうか。
しかし、フィフィさんは好きで吠えているようではないのでは?と思いました。
@Laisla_Bonitan 息子が小学校にあがったので、仕事が増えると厳しいんですが、そんな事言えるほど生活に余裕もないのでボチボチ頑張ります。事務所変わったからと言って私は需要に比例して番組に呼ばれてるので今までと変わらないでしょうけど、今の事務所にいると気持ちが楽ですね。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2012年1月26日
生活に余裕がないとツイートしています。
普通に会社に勤めて子供を養育することもできますが、元々幼少の頃からのプロフィールを見ていれば、オファーが来るタレントとなる選択しているのだと思いました。
生活のため
フィフィさんには息子さんがいらっしゃいます。
旦那さんはどうしているのかは調べることができませんでした。
でも、ツイートからフィフィさんが子供さんを養育している感じがします。
文面が過去形になっていますので、やはりタレントとして踏ん張る必要があると感じました。
ウチは共働きだったから別々の財布で、お小遣い制でもない、家賃や光熱費は旦那、食費や贅沢品、旅行費用なんかは私って分担してた。財布握るなんて、旦那のモチベーション下がる気がして、節約に時間費やして、暇を持て余すくらいなら働いて生活楽にしたいって思うね、育児ストレスの解消にもなるし。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2017年7月11日
ワーキングマザーの辛いところです。
しっかりとした意見を戦わせているのは、タレントとして芸能界という大海原で生き残るためなのかなと思いました。
疲れたーって、名古屋の実家に帰るたび、いまは亡き父が「忙しいと働かせてもらえるうちが華だよ」っていつも背中を押してくれた。いまその背中を押してくれるのは息子と、あの頃にがむしゃらに働いた自分自身。確かに誰にも頼らないでやってきた、支えてくれた沢山の人に感謝して、明日も頑張るから。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年8月5日
挫けそうになっても踏ん張って仕事をしているのは愛する息子さんのためですね。
今日は息子の14歳の誕生日、息子が生まれて8ヶ月で芸能活動を始めました。だから私もこのお仕事を始めて14年目になりました。挫けそうになることもありました。でも息子の存在があったから続けてこられました、そして何より皆様の応援あってこそです。心から感謝します。いま、塾から戻ってきました♪ pic.twitter.com/zGm0pPig2N
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2019年1月6日
まとめ
フィフィさんは2歳の時に日本で勉強をするご両親とともに来日し、日本の小・中・高・大学で学んでいます。ですから日本人の感覚がしっかり身についています。
ご両親がエジプト人でのちに日本でそれぞれ博士号をとるほどのあることから、普段から家族の会話は自分の意見をしっかりともち討論のような感じだったのでは?と思いました。
日本人はなかなか自分の意見をはっきりと言えない民族ですから、テレビでインタビューでSNSで自分の意見をしっかりはっきりいうフィフィさんは貴重な存在なのでしょう。
とはいえ、たまに炎上することもありますので、やっぱり世の中にものを申すって難しいと感じてしまいます。