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日馬富士引退会見酒を飲んだからこその事件ではない!伊勢ケ浜親方の親心を見た

大相撲の横綱の日馬富士が
平幕の貴ノ岩に暴行した問題の責任をとって
11月29日日本相撲協会に引退を届け出て
現役を引退しました。
記者会見は14時から福岡の太宰府天満宮で行われました。

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日馬富士は一切原稿を見ず会見に答えていた

11月29日14時を少し回ってから
たくさんの報道陣が待つ会見場に
伊勢ケ浜親方と日馬富士が登場しました。

太宰府天満宮は
伊勢ケ浜部屋があるため
引退会見も
こちらで行われたようです。

席に着き
先に伊勢ケ浜親方が原稿を読み上げ
次に日馬富士が一切の原稿を見ずに
挨拶をしました。

憔悴しきっている親方とは対照的に
日馬富士はしっかりと前を見据え
ひとつひとつ
質問に対して一旦考え
丁寧に受け答えをしている姿に

連日報道されている
酒癖が悪くて
このような事態が起こった
という感じが見られず

しっかりと警察の捜査が行われ
真実がはっきりしないと
日馬富士だけが悪いのでないかも?

という印象を受けました。

会見を見ていて思ったのは
日馬富士は横綱に上り詰めた人物だけあって
信念と感謝をもって
相撲に対していたということです。

16歳で日本に渡ると心を決め
伊勢ケ浜親方に飛び込み17年間やってきました。

日本を愛し
相撲を愛し
相撲協会をはじめ
相撲ファン
全ての関係者に

感謝・感謝・感謝

の気持ちをもってやってきたそうです。

10年前に父親を亡くした日馬富士は
伊勢ケ浜親方を

父親であり
師匠であり
憧れの存在

として見ていて

常に親方と女将さんに恩返しを
していきたいと考えていたと
話していました。

隣に座って聞いていた伊勢ケ浜親方は
どんな思いで聞いていたのでしょうか。

しかし、その辺りから
だんだん伊勢ケ浜親方の目に力が宿っていきます!

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伊勢ケ浜親方の日馬富士に対する親心を見た

会見当初
伊勢ケ浜親方は本当に弱々しく
泣きそうな気持を抑えて会見に臨んでいました。

しかし、会見の途中から
親方の横に座る日馬富士の目が
泳ぎ始める場面が出てきました。

今まで質問にしっかり考え答えてきた
どうしても答えられない質問で
日馬富士の口が止まり始めると

親方の目がに力が宿り
同じような質問をする
記者の交通整理をし始めました。

苦楽を共にしてきた
親方と横綱の
みえない絆を見ました。

お酒を飲んでいたからこの事件が起こったのではない

日馬富士のこの言葉がとても印象に残った会見でした。

日馬富士は
16歳で故郷を離れ
横綱になり引責引退をしました。

後は、貴乃花親方と貴ノ岩の会見が必要なのかなと思います。

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