新生活

一人暮らし部屋選びのコツ 地方から関東圏で物件をどのように探したか その1

もうすぐ春ですね!春といえば別れの季節であり出会いの季節でもあります。卒業で新生活のため新しい土地に動く人もたくさんいると思います。我が家にも新たな旅立ちをする子供がいて、この度私自身も初めて「一人暮らしの準備」を一緒に行った経験を元に何回かに分けてリポートしていきたいと思います。何かの参考になれば幸いです!

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一人暮らしが決まった!カラ家賃ってなんだ?

早速ですが「一人暮らし」をするにあたり何から始めればいいんでしょうか?家族の誰かが一人暮らしを経験していたり、転勤族だったり、引っ越しが多いご家庭は特に悩まないのかもしれませんけど・・・うちの場合は、夫も私も一人暮らしをしたことがないので、息子の一人暮らしが決まったときに、「さて何から始めたらいいんだろう?」と思いました。

案外そう思う親御さんも多いのでは?思いますので、忘備録のような感じで書いていきます。

うちはありがたいことに2017年10月に推薦入試で大学に決まりましたが、部屋探しは年明けの2018年1月から始めればいいかとのんびりしておりました。

なぜかというと・・・部屋を探しに行ったら「カラ家賃」が発生するからです!

「カラ家賃」・・・他にも何か言い方があるのかな? 賃貸物件を借りるときに不動産業者さんに探している条件を伝えて物件を紹介してもらうと思います。実際に内見できる部屋はすぐにでも入れる部屋ということになります。ということは、その部屋を決めたい場合はすぐに家賃が発生してしまうということになります。

「年明けの1月から部屋探しをさがせばいいか」とのんびり構えていた理由はここにありました。10月に大学が決まったからといってすぐに部屋を決めてしまったら・・・たとえば11月から賃料が発生し実際に住み始める3月か4月までは誰も住まないのに無駄に家賃が発生してしまうではないですか!

実際に人気の物件は空き予定が入ったそばから決まってしまうと聞いたことがあります。内見できないのに物件資料だけで決めちゃうなんてスゴイですね。

でも、人気物件でなくても内見せずに物件資料だけで決めちゃう場合は他の理由もあるのです。そう!遠方に住んでいる場合ですね。

遠方に住んでいると、部屋を探すだけのために交通費をかけて現地へ行く必要があります。

これをどう考えるか?

時間も交通費も惜しいから、学校から紹介されているパンフレットで選ぼう!という人もいらっしゃると思います。

交通費をかけずに決める方法としては、学校などで斡旋している寮に入るのも一つの手ですね。寮ならみんな一斉に4月から入居ができるからです。

寮にもいろいろなタイプがあるようですが、朝食と夕食がついていてトイレお風呂は共同のところ。朝食と夕食はついていてマンション・アパートタイプ(部屋にキッチン・お風呂・トイレあり)、管理人さんはいるけど食事なし、などいろいろなタイプがあります。

寮ですと門限がある場合もありますがマンションタイプだと自由のようです。親御さんが宅配便で荷物を送っても管理人さんが受け取ってくれますし、急病の時にも管理人さんが病院に付き添ってくれるようです。何より同じ寮内に同じ学校の人たちがいるので、情報交換がしやすいですし、ホームシックになっても寂しくないという利点がありますね。

我が家の場合は寮にしても一般物件にしても、実際に物件を見て決めた方が良いと思っていたので年明け1月に現地で部屋を探すつもりでいたのですが、周りの助言では「一刻も早く現地に行って部屋をおさえた方がいいわよ!」という声が圧倒的でしたので11月に1泊2日で現地へ行ってきました。

賃貸市場は1月を越えたあたりから活発に動き始めますので、いい物件からどんどん決まってしまいます。11月であればゆっくり部屋が選べるというんです。カラ家賃が怖かったですが、現地に行くことにしました。

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部屋はどうやって決めたらいいの?

息子が住む街は、我が家にとっては縁もゆかりもない場所なので全く土地勘がありません。親戚や知り合いもいないため何を基準に住む場所を決めればいいのか非常に悩みました。

寮であれば学校周辺にかたまっていますので土地勘がなくても困りません。一般物件に関しても学校周辺なら通学に問題はありませんが、アルバイトなどをしたりする場合にはもう少し交通の便がいい所の方がいいのでは?と思ったのです。

我が家の場合ですと

最寄りの鉄道の駅から学校までバスで30分、距離はおよそ6km

学校の近くに住めば学校へ通うための交通費は歩くか自転車で行けるので全く要らないですね。でも大学の周辺は田舎のためアルバイトできるような場所がほとんどないのです。

学生の本分は勉強ですが、アルバイトで社会勉強をして欲しいですし生活費も多少は自分で工面していただきたいという思惑もありまして・・・この6kmの距離のどこに絞ったら良いのか?全く見当がつかなかったのです。

1日目は学校指定の不動産業者にあらかじめ連絡を取り、寮を数件見せて頂くことにしました。

想像通りでした(笑)いかにも寮という感じでラフな姿で学生がウロウロしていたり洗濯物がバーッと干してあったり学生が住んでるなという感じです。

木造タイプ・アパートタイプ・マンションタイプで家賃に幅があります。

また、共同風呂・トイレかどうかでも変わってきます。

価格にして2万円台(木造・食事なし)から9万円台という感じでしょうか(鉄筋コンクリート造・食事2食あり)結構かかるなあという印象でした。

こんなに費用がかかるなら、一般物件で自炊したほうがいい部屋に住めるんじゃない?と思い始めました。

2日目は一般物件を見せてもらいました。

あらかじめインターネットで検索して良さそうな物件を扱っている2社とメールでコンタクトを取っていました。

〇〇大学に4月から進学します。
つきましては部屋を探しておりますが
11月〇日にそちらに伺いますので
部屋をご紹介していただけますか?

要約するこんな感じです。(本当はもっと長い文章を送りました。)

すると、2社ともすぐに返事がありました。

1社は、条件を聞いてきてくれました。

・予算〇万円まで

・鉄筋コンクリート造

・2階以上

・トイレ・お風呂はセパレート

・エリアは全くわからないので助言が欲しい

これらに見合った物件資料をメールで何軒か送ってきてくれて、事前にその中から見て選び当日案内してもらう感じになりました。仮にこちらをA社と呼びます。

もう1社は、こちらのリクエストに対しトンチンカンな返事しかしてこないので、決まらなかった時のスペアとしてとりあえずやり取りはしていました。こちらはB社と呼びます。

A社に行きましたら、とても若いお姉さんが接客をして下さいました。とても人当たりが良くて良い印象でした。

事前に打ち合わせていた物件をもう一度確認し、新築物件も加えて全6件を車でひとつづつ見ていきました。

車から見る街の景色は、いろいろな情報が入ってきます。

旧市街、ごちゃごちゃした商店街、区画が整った静かな場所、田園風景が広がっている場所などなど

街を見ながら、雰囲気が好きか嫌いかが選別できました。

結局見せてもらえた部屋は希望していた鉄筋コンクリートの部屋ではなく全てがアパートタイプでした。大学の通学を考えておススメしてくださった地域は鉄筋コンクリート造の物件があまりなかったようです。(予算が低めだったのもあるかもしれません)

ちょっと長くなりすぎてしまったので、次回に具体的にどのようにすれば部屋を決めたかご紹介しますね!

引っ越し難民になるかも?引っ越し準備はお早めに!

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