ダイエット

褐色脂肪細胞の増やす方法!良い脂肪はアイスマンがカギだった!

つらい運動や食事制限でダイエットをしよいうとすると辛いですよね。いかに減らすかがカギの「脂肪」ですが、その脂肪には主に「白色脂肪細胞(はくしょくしぼうさいぼう)」と「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」の2種類があるんです。今回ダイエットで注目したいのは「褐色脂肪細胞」の方です。なんと「脂肪」がダイエットの味方になってくれるといううれしい情報が飛び込んできました。赤ちゃんが一番持っているという褐色脂肪細胞は年齢を重ねるごとにどんどん減少していくそうなんですが、簡単な方法で増やせる方法があるというのです!どんなものなのか一緒に見ていきましょう。

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褐色脂肪細胞ってなに?

お笑い芸人のフットボールアワー後藤輝基さんと岩尾望さんがMCを務めるNHKの「美と若さの新常識」で紹介されていました。

身体の中には太る原因の脂肪・・・白色脂肪細胞と、良い脂肪・・・褐色脂肪細胞の2種類があるそうなのですが、褐色脂肪細胞ってどんなものか気になりますよね。

脂肪細胞研究の第一人者の北海道大学名誉教授の斉藤昌之(さいとうまさゆき)さん

脂肪と健康の関係をアンチエイジングの側面から研究する新潟大学特任教授の清水逸平(しみずいっぺい)さん

食べ物がいかにして脂肪になるかのメカニズムを研究する京都大学准教授の後藤剛(ごとうつよし)さん

を迎えて番組は進行していきました。

で、褐色脂肪細胞なのですが

肥満や糖尿病の治療のみならず健康寿命を延ばせると期待されている細胞なんです。

一番身体の中に褐色脂肪細胞をもっているのは赤ちゃん!個人差はあるものの年齢を重ねるごとに減っていってしまうそうです。

脂肪細胞という名前の通り、細胞の中に脂肪を持っています。そしてヒーターも持っています。

身体が寒さを感じると、細胞の中にある脂肪をそのヒーターで燃やし熱を作り出します。

そして、その燃料が足りなくなると、なんと白色脂肪細胞の脂肪を燃やして熱を作る性質があるというのです!なんか凄くないですか?お腹の周りにある脂肪もガンガン燃やして欲しい!!!

その肝心な褐色脂肪細胞ですが、どの場所に多く存在するのかといいますと女性らしさの象徴「鎖骨」付近に多く存在しているようです。

鎖骨周りにはたくさんの血管が集まっているので、寒さを感じるとヒーターを発動させる褐色脂肪細胞が多く集まるというのもうなずけますね。

よくリンパを流すときにも「鎖骨」は重要ポイントと言われていますけど、とても大事な場所なんですね。

でもね、さっきも赤ちゃんの時にたくさん持っていた褐色脂肪細胞は個人差はあれど年齢を重ねるごとに減っていくと書きましたが、脂肪細胞研究の第一人者の北海道大学名誉教授の斉藤昌之(さいとうまさゆき)さんによりますと

「赤ちゃんの時の褐色脂肪細胞は増やすことが難しい」

とショッキングな事をおっしゃっていたんです。

え!?それじゃ年齢を大きく重ねた私はどうしたらいいの???

あなたもそう思いましたよね?

先生によると第三の脂肪細胞があるそうなんですよ・・・次でご紹介しますね。

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アイスマンってだれ?私たちの味方ベージュ細胞ってなに?

大人になったら身体の褐色脂肪細胞が減少し、60代ではほとんどなくなってしまうというデーターがありますが、そんな私たちに第3の脂肪細胞「ベージュ細胞」という素晴らしい味方がいたんです!

その秘密を解くカギが通称「アイスマン」

オランダ人のヴィム ホフさん58歳です。

アイスマンのインスタがありましたので引用させて頂きますね!

雪の上で水着一枚で瞑想するアイスマン

ちょっとびっくりですよね!

番組では氷の張った湖の中も水着一枚で泳いでいました。見ているこっちが心臓マヒを起こしそうです!!!

50代のアイスマンは20代に匹敵する褐色脂肪細胞を持っていることがわかりました。

そのカギは2012年に発見された「ベージュ脂肪細胞」

白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の中間をとって名付けられたそうです。なんだかカフェオレみたいですね。

このベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞から作られるのだそうですが、どのように作られるのか知りたいですよね。

何と「寒冷刺激」で作られるらしいのですよ!!!

だからアイスマンが紹介されていたのですね。

そういえば余談ですが、冷凍倉庫で働いている人は痩せてる人が多いって友人が言っていました。

普通の倉庫で働いている人はふくよかな人もいるとか。

まさにこの「寒冷刺激」で細身の身体が作られているのかもしれませんね!?

ベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞から作られますが

褐色脂肪細胞と同じように細胞内にヒーターを持っているため寒さを感じると自らの脂肪を燃料として熱を生み出すのです。

番組ではこのベージュ脂肪細胞と褐色脂肪細胞を合わせて「褐色脂肪細胞」と呼んでいました。

でも、私たち普通の人間には、「雪山で水着」という姿でいられないですよね・・・

そこで番組で紹介されていたのは

寒さを感じながら運動できる「水泳」をおススメしていましたよ。

体温よりも低い水温の中で泳ぐというのがとっても良いようです。

泳げない方は水中ウォーキングなどでもいいかもしれません。

但し、ただ身体を冷やせばいいという問題ではないそうです。当たり前ですよね。

今回の番組では1日2時間首の後ろにアイスベルト(保冷剤をタオルに巻いてもいいかもしれません)を1週間つけて、褐色脂肪細胞の活性化具合を実験していました。

ただ、脂肪と健康の関係をアンチエイジングの側面から研究する新潟大学特任教授の清水逸平(しみずいっぺい)さん監修の元で行われた実験のため、むやみに身体を冷やすようなことはしないでください。場合によっては別の病気を引き起こしかねないと何度も注意喚起していましたので、自己責任でお願いいたします。

皮膚付近にある褐色脂肪細胞も大事ですが、研究で身体の中にも同じ働きを持つことがわかったそうです。

食べ物がいかにして脂肪になるかのメカニズムを研究する京都大学准教授の後藤剛(ごとうつよし)さんが食材を紹介していました・・・次でご紹介しますね。

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DHA?EPA?ミントにも含まれている?

運動が苦手だったり、水泳はプールが近くにないからと諦めてしまうのは早いですよ。

食べ物がいかにして脂肪になるかのメカニズムを研究する京都大学准教授の後藤剛(ごとうつよし)さんが食材を紹介してくださいました。

トリップチャネルと呼ばれ3種類のグループに分かれるそうです。

トリップV1 主に口の中や胃や腸にあるそうです。

まぐろ・かつを・いわし・さば
とうがらし・黒コショウ・しょうが

トリップM8 ミント・ペパーミント

トリップA1 玉ねぎ・にんにく・緑茶・わさび・シナモン・和からし

これらを複数組み合わせて摂取するのをおススメしていました。

ダイエット特集で紹介されるとスーパーから1部の食材が消えてしまう「ばっかり食べ」とかではなく、バランスよく食べることも大事ですよね。

これらの食材を見ていると・・・お寿司屋さんで1度に摂れそうです。

外からも中からも褐色脂肪細胞を刺激して、健康寿命の延伸に期待したいですね!

ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました!

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