演歌の大御所サブちゃんこと北島三郎さんが馬主の「キタサンブラック」が第156回天皇賞・秋(GI)で武豊が騎乗し優勝しました。
GIで6勝目を挙げました。
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キタサンブラックスターティングゲートに激突して出遅れた
開き切っていないスターティングゲートの前扉に突進し、顔をぶつけて出遅れた。いつもは先行集団にいてレースの流れに乗っていくのに、最初のコーナーを後方で回った。
不測の事態が起きても、あわてないのが武豊騎手だ。「体の強さがあるので(不良馬場は)こなせると思いました」。雨でどろんこになり、ほかの馬が嫌がる内側に進路を取り、徐々に順位を上げていった。
引用:朝日新聞
本来は先行タイプの愛馬が、まさかの出遅れ。しかし、「歌を歌っていても、タイミングが合わないこともある」と本業を例えに持ち出して報道陣を笑わせるひと幕もあった。
雨&不良馬場での開催は1969年(優勝馬メジロタイヨウ)以来、48年ぶり。
発馬で後手に回りながらも荒れ馬場の内を通って距離のロスを防ぎ、勝利に導いた武豊騎手を「腕が達者。さすがプロの中のプロ」と絶賛し、何度も感謝した。
引用:サンケイスポーツ
扉が開けきる前にキタサンブラックは出てしまい顔をぶつけたのに
キタサンブラックも騎乗していた武豊騎手も焦ることなくレースを展開していったのですね。
JRAの歴代最多勝記録、歴代最多騎乗数記録保持者である武豊さんの流石の手綱さばきでが大きいのでしょうか。
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キタサンブラック天皇賞を制して1着賞金1億5000万円獲得
史上5頭目となる同一年の天皇賞春秋連覇でG16勝目。春秋合わせて天皇賞3勝はテイエムオペラオー以来、史上2頭目。
キタサンブラックは1着賞金1億5000万円を獲得。JRAの競走での獲得賞金額は14億9796万1000円となり、ディープインパクトを抜き、歴代2位となった。1位はテイエムオペラオーの18億3518万9000円。
武豊はこのレース6勝目で、天皇賞は14勝目(春8勝)。
引用:毎日新聞
獲得賞金を見るとクラクラしますね。
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こちらでも書きましたが、馬主はとにかくサラブレッドに並々ならぬ愛と手を掛ける必要があるのですね。
サラブレッドを手に入れる、トレーニングなどにも経費が掛かっていきます。
キタサンブラックほどの獲得賞金を得られるサラブレッドは一握りだと思います。
でも、馬主が多額の投資をものともせず夢を持たなければ競馬は成り立ちません。
そしてサラブレットを育成する厩舎、大切に育てたサラブレッドを乗りこなす騎手。
そして競馬を愛し馬券を買って支えてくれるファンがいなければいなければ競馬は存続されません。
キタサンブラックの優勝で素晴らしいサイクルを見ました。夢のある世界ですね。
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