ミライモンスターで紹介されていたテコンドーの有力選手、岡崎陽向(おかざきひなた)選手中学1年生(4月で中学2年生)です。学校ではかわいい女の子ですが道着に着替え練習が始まるとカッコイイ女の子に早変わりです。テコンドーが大好きで小学1年生から連勝している絶対女王なのかと思っていたら、テコンドーに対してとてもストイックな選手だということがわかりました。
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もくじ
まずはプロフィールです
テコンドーというのは蹴ることが主体の格闘技です。運動量も半端ないのですしケガもつきものだと思いますが岡崎陽向(おかざきひなた)選手は一度道着を着ると格闘家に変身します。
常に相手の動きを見ながら攻撃をかわしながら攻撃をしていく・・・非常に身体能力のいるスポーツだと思います。
まずはプロフィールを見てみましょう。
名前:岡崎陽向(おかざきひなた)
生年月日:2005年1月17日 13歳
身長:149cm
体重:41kg
所属:宮城県仙台市相原道場
格闘技をしているのでもっと身長も体重もあるのかと思いきや、数字だけ見ているととても華奢ですね。
4歳でテコンドーの競技をはじめ、8歳で親戚で元日本代表の相原儀雅(あいはらよしまさ)先生の英才教育を受けめきめきと頭角を現してきました。
師匠である相原儀雅(あいはらよしまさ)先生は現在41歳。1999年から2005年まで7年間テコンドーの日本代表として活躍されていた人物です。2008年に地元仙台市で道場を開設しました。現在道場の生徒数はおよそ80名。選手クラスは平日夕方から3時間半道場でみっちり稽古し、土日は早朝6時半のランニングに始まり、午後練、夕方練の計3回行われます。
相原道場の指導方針は
「見逃し三振するくらいなら、空振り三振したほうがいい」
よって、岡崎陽向(おかざきひなた)選手は守りではなく攻めのテコンドーを4歳の時から叩き込まれてきたのですね。
決まった休みはなく、岡崎陽向(おかざきひなた)選手はまさにテコンドー漬けの毎日を送っています。
小学校1年生から5年生まで学年別の全国大会を5連覇、マスコミにも「テコンドーの天才少女」と取り上げられていましたが、小学校6年生の全国大会で初めての公式戦黒星を喫し、挫折を味わいます。半年後の別の全国大会でも自信を失ったまま臨んだため負けてしまいました。
ここまではどこにでもいる、フツーにがんばっているオリンピックを目指しているアスリートという感じなのですが、岡崎陽向(おかざきひなた)選手はまだ13歳でありながらとんでもなくストイックな選手だということがわかりました。
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その前にテコンドーの簡単なるルール
テコンドーのルールを簡単に説明しますね。
テコンドーは主にキックで戦うポイント制の競技です。蹴り主体の格闘技です。
オリンピックでは男女とも体重別で4階級に分かれています。
男子だと
-58kg級
-68kg級
-80kg級
+80kg級
女子ですと
-49kg級
-57kg級
-67kg級
+67kg級
ジュニアの場合は体格差が非常にありますのでもっと細かく体重別の区分けがあるようです。
テコンドーの試合時間は2分×3ラウンド 1分のインターバルがあります。
勝敗は頭と体につけた電子防具への打撃ポイントと繰り出した技の難易度の合計で争われます。
例えば上段(頭)に当てると3点、180度以上の回転が加わると4点
中段(胴)当てると2点、180度以上の回転が加わると3点
パンチは中段(胴)のみに可能で1点
他には主審の10カウント後ファイティングポーズが取れなければKO勝ちになります。
岡崎陽向(おかざきひなた)選手の得意技はティッチャギ
これは3点の後ろ蹴りの技です。
振り向きざまに直線的に足裏で蹴ります。
得意な理由は・・・1日1000回蹴っていたからですって・・・スゴイ!
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4年両親に会っていない修業の身
得意技になるまで1日1000回蹴るということだけに限らず、テコンドーがとにかく強くなりたい一心で稽古を続けていたある日、師匠の相原先生にお願いし、小学校4年生から自分の意思で相原道場の寮で他の選手と生活していて、テコンドーをやめるまでは親に会わないという覚悟で臨んでいるそうです。
その言葉通り4年の間一度も自宅へは帰っておらず、両親ともにも会っていないそうです。
寮生活を送ることでテコンドーはもちろん生活面にいたるまで全て先生の教えを周到するということなのですね。
弱冠小学生高学年でテコンドーに対する覚悟がすごいと思うと同時に、それを受け止める師匠の相原先生もそれ相当の覚悟で受け入れていると思います。「心の底から強くしてあげたい」「心の底から強くなりたい」という気持ちがお互いにあって、それが継続させる精神力が必要だと感じました。
4年間一度も自宅に帰っていないのですから当然年末年始も寮にいるということですよね。相原道場のインスタグラムに買い出しの様子がわかる画像が公開されいました。真ん中の女の子が岡崎陽向(おかざきひなた)選手です。買い出しの量が半端ないですね。
そこまで人生を捧げてトレーニングをしてきたからこそ、全国大会での2度の敗北はキツイものがあるのは当然だということがわかります!
絶対女王の自信を取り戻すには・・・ただただ練習あるのみ
2月に行われた全国大会でリベンジを果たすことができた岡崎陽向(おかざきひなた)選手。
東京オリンピックで金メダルを獲って、両親の首にかけてあげて欲しいと思いました。
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