東日本大震災で被災した岩手県沿岸部を走る三陸鉄道に
10月14日、女性運転士がデビューしました。
地元宮古市出身の宇都宮聖花(せいか)さん23歳です。
三陸鉄道の女性運転士は2人目で11年ぶりの乗務となります。
女性運転士の活躍を期待してセレモニーを行って
降車時には宇都宮さんが先着300人に記念乗車証明書を手渡しました。
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宇都宮聖花さん 地域の方に親しみを持ってもらえる運転士を目指したい
宇都宮さんは「独り立ち」となる14日、
午前9時18分宮古発久慈行きと、
午後0時15分久慈発宮古行きを運転する。
先立って午前8時45分から宮古駅前で、
乗客との写真撮影や花束贈呈が行われる。
引用:岩手日報社
早速、三陸鉄道ファンが記念乗車証明書を手に取り
ツイッターにあげていました。
利用者の増加や収益改善が課題になる。
「安全な運行はもちろん、多くの人に利用してもらえるよう
若い私たちがアイデアを出していきたい」と話す。
引用:朝日新聞
地域住民の大事な足となることはもちろん
ファンにも愛される鉄道になることは
とても大事な事ですね。
宇都宮運転士デビュー記念乗車証明書いただきました
#三陸鉄道 pic.twitter.com/bnTkQlkdld
— かべすきー (@kabesky_k) 2017年10月14日
宇都宮さんは地元の高校を卒業後、
西武鉄道に入り、首都圏で駅員をしていた。
三鉄が運転士を募集していることを知り、
昨年4月に転職。
同社の女性運転士は2人目で、11年ぶりの乗務になる。高校1年生の時、震災が発生。
宮古駅近くで激しい揺れに襲われた。
怖くて動けなくなった時、
一緒にいた先輩に手を握られ高台まで逃げた。
震災後、中学生まで暮らした同市田老を訪れ、
「がれきの山に言葉が出なかった」と振り返る。北リアス線運行部に所属し、
見習い運転で田老駅も1日何度か通る。
「懐かしさとともに、高台に移った住宅街を見ると
震災から6年が過ぎたことも感じる」
引用:朝日新聞
元々鉄道ファンで
西武鉄道に就職するほどだった宇都宮聖花運転手。
運転士の資格を取るのは
かなりのスキルを要すると
以前テレビで見たことがあります。
「好き」だけではできない仕事だと思いますが
その夢を叶えてしまうなんて
とても素晴らしいですね。
三陸鉄道をはじめ
地域の発展のためにも
うれしいニュースだと思いました。
宇都宮聖花運転手の活躍に期待ですね!
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